屋外活動委員会は、H29.4.20に大谷資料館の見学会を行いました。
資料館は大谷石の地下採掘場を一般公開しているもので、広さは140m×150m、深さは平均30m、最も深い所で60mとのことで、野球場が1つすっぽり入る大きさだそうです。
大谷石とは栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材で、火山から噴出した火山灰や軽石・岩片などが海底に堆積した後隆起したもので、緑色を呈することから緑色凝灰岩とも呼ばれています。
柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきましたが、最近は利用が減っており、資料館のある場所も昭和末期に採掘が終了しているようです。
通坑内の平均気温は8℃前後で、事前に教えていただいたので皆厚手の服を持っていきました。
近くには大谷観音などの石仏群、高さ27mの平和観音があり、いずれも大谷石でできていました。